Anker Soundcore miniとMini3どちらを購入?向いている利用シーンを比較
ミニスピーカーのカテゴリーで人気のSoundcore miniシリーズ。
サイズと値段のわりには、音質がよいと評判のコンパクトスピーカーです。
初代Soundcore miniと、後継機のSoundcore Mini3の選択肢があり、どちらがよいか悩んでいませんか?
今回は、それぞれどのようなシーンで使用するのが向いているのか、両機種の違いを調査しました。
Mini3にはない機能がminiにはあるので、自分の欲しい機能がどちらにあるのか、本記事を参考に選んでくださいね。
- Soundcore miniとMini3の違い
- Soundcore miniとMini3は、どんな使い方に向いているか
- Soundcore miniを購入した筆者レビュー
Anker Soundcore miniシリーズとは
Ankerは、中国に本社を置く、モバイルバッテリーやスマホなどの周辺機器の開発・販売を行うメーカーです。
Amazonでも商品を数多く取り扱い、世界100ヵ国以上でビジネス展開している実績があります。
Soundcore miniシリーズの特徴
Soundcore miniシリーズは、軽量コンパクトさと、お値打ちな価格なのに音質が良いのが人気の理由です。
音質の良さは、もっと高額で大きなサイズのスピーカーと比べると劣ります。
音質の良さを重要視するなら、もっと高額なものを検討しましょう。
無線スピーカーの連続再生時間は、「10時間は欲しい」と言われています。Soundcore miniシリーズは、15時間再生が可能な点でも優れているスピーカーです。
Soundcore miniシリーズのラインナップ
Soundcore miniシリーズには、初代のminiのほか、Mini2、Mini3の、3種のラインナップがあります。
初代miniと最新のMini3では、ただ性能がグレードアップされただけではありません。
機能面で大きな違いがあるので、どちらを選んだ方がよいかは、利用シーンや目的により異なります。
Soundcore miniとMini3の違い
Soundcore miniとMini3の仕様や特徴など、それぞれの違いを見ていきましょう。
Soundcore miniの仕様
AnkerSoundcore mini (コンパクト Bluetoothスピーカー)
- オーディオ出力:5W
- 再生チャンネル:モノラル
- 防水:なし
- 充電接続:micro USB
- 接続方式:Bluetooth 4.0、 AUX
- 連続再生:最大15時間
- マイク:マイク内蔵
- メモリーカード対応:class 4またはそれ以上のmicro SDカードに対応(最大32GB)
- 対応フォーマット: MP3
- ラジオ:FM対応
- 製品サイズ:約67×67×67 mm
- 製品重量:約215g
- バッテリー容量:1800mAh
- 充電時間:2~3時間
- Soundcoreアプリ対応:なし
- 販売年 2016年
Soundcore miniの特徴
良いポイント
- AUX端子で有線接続ができる
- micro SDカードに対応している
- FMラジオが聴ける
- Mini3よりわずかに軽量・コンパクト
いまいちなポイント
- 防水機能がない
- Bluetooth 4.0なので、通信速度・範囲・容量がBluetooth 5.0より劣る
- アプリとの連携はない
- 充電接続端子がmicro USB
Soundcore Mini 3 の仕様
AnkerSoundcore Mini 3 Bluetooth スピーカー
アンダーラインの箇所は、Soundcore miniと違うポイントです。
- オーディオ出力:6W
- 再生チャンネル:モノラル
- 防水:IPX7の防水
- 充電接続:USB-C
- 接続方式:Bluetooth 5.0
- 連続再生:最大15時間
- マイク:マイク内蔵
- メモリーカード対応:なし
- ラジオ:なし
- 製品サイズ:約72 x 72 x 84mm
- 製品重量:約230g
- バッテリー容量:1800mAh
- 充電時間:2~3時間
- Soundcoreアプリ対応:あり
- 販売年:2020年
防水の規格「IPX7」とは
水深1m以内で30分ほどの水没なら、内部に浸水しませんよという等級です。
Soundcore Mini3の特徴
良いポイント
- 防水機能が付いている
- Bluetooth5.0搭載で、通信の遅延が緩和され安定感がUP
- 低音が特にレベルアップしたとレビューで高評価
- Soundcoreアプリに対応しており、イコライザー調整ができる
- PartyCast機能で複数台のペアリングが可能(例えば、左右に2台設置すると、音の広がりや囲まれている感覚が増す)
- 本体にストラップが付いている
- USB-C端子にキャップが付いているので、アウトドアでも安心
いまいちなポイント
- 有線接続やmicro SDカード対応はない
- ラジオ機能はない
- ペアリングしてスピーカーを複数台設置できるが、あくまでモノラルの台数が増えるだけであり、ステレオでの再生にはならない
- Soundcore miniよりわずかに重くて大きい
Soundcore miniとMini3はそれぞれどんな人に向いている?
それぞれの違いや良いポイント・いまいちなポイントから、どのようなシーンにや目的に向いているかをまとめます。
- 動画視聴やゲームをする時に使う(有線接続で安定した通信ができるため)
- Bluetoothはあまり使わない
- 少しでも低価格のものが欲しい
- できるだけ小型で軽量なミニスピーカーが欲しい
- お風呂やアウトドアなどで使用する
- キャンプや車中泊などで、気軽にどこでもスピーカーを引っ掛けて使いたい
- 通信の安定性があり、音量音質が少しでも良い方がいい
Anker Soundcore miniの商品紹介
ラジオやMicro SDカードに対応していることに魅力を感じ、Soundcore miniを購入した筆者。
PCから離れて作業する時や、車中泊などで愛用中です。
ここからは、Soundcore miniの外観や代表的な機能の紹介とともに、使い心地のレビューをしていきます。
外観と機能
シンプルな見た目がオシャレで飽きがこないデザインです。
モードボタンを押すことで「Bluetooth⇒AUX⇒FMラジオ⇒SDカード」を切り替えられ、配置ボタンが少ない外観になっています。
正面
正面には、+-の音量調節ボタンと、中央には多機能ボタン付いています。
+-のボタンは、モードによっては、「トラックを次の曲へ進める・前の曲へ戻す」操作や、ラジオの局選択などに利用。
▷の多機能ボタンは、曲の再生・停止のほか、電話に出る・切るなどに利用します。
+-は「進める・戻す、アップ・ダウンの動作」、多機能ボタンは「ON/OFFの動作」なので直感的に覚えやすいです。
上面
モノラルのスピーカーは上向きについています。
車のボトルホルダーにストンと入る形状で上部から音が出るので、車内で設置するのにも便利です。
パッシブサブウーファーが搭載されているので、コンパクトなサイズなのに期待以上に重さのある音で驚きました。
サブウーファーとは
低音域をカバーする通常の「ウーファー」より、さらに低い低音域をカバーするウーファーです。
超低音域を出せるサブウーファーのおかげで、パワフルなサウンドが出せるんですね。
もちろん、あくまで「この価格&サイズのスピーカーなのに」という感想です。
底面
底面はラバー素材で、滑りにくくなっているので、安心感があります。
側面下部のボタン操作部
ノイズキャンセリング付きのマイクが搭載されていて、オンライン会議や電話でハンズフリー通話に対応しています。
ノートPCに接続し、ZOOMでスピーカーとして利用したら、とても良い音質になりました。
しかし、筆者のPCやスマホでは、マイクがうまく動作しなかったり音質があまり良くない問題が発生。接続するデバイスの環境次第では、機能が使えない、もしくは設定に少々てこずるかもしれません。
AUXケーブルを接続する端子があるので、AUXモードを利用する場合は、別途ケーブルを用意しましょう。
その横には、充電の時に利用するMicro USBポートがあります。FMラジオを聴く時は、アンテナとしてUSBケーブルを差し込みます。
Micro SDカードを差し込んでMP3の音声が聴けるのも、Soundcore miniの魅力。
スマホなど接続するデバイスにあまり音楽を入れていない方でも、Micro SDカードを差し込んで簡単に再生できます。
Bluetoothがよくわからない方でも安心です。
あると便利なSoundCore miniのケース
Soundcore miniを購入し、外に持ち運びたい方に便利なケースも販売されています。
フタの裏面にUSBケーブルが収納できるのが嬉しいです。
SimpeakSoundCore mini 対応 スピーカーケース
Soundcore Mini3に流用する場合、フタの裏にUSB-Cのコードを収納しなければ使えるとの情報ありです。
まとめ
自宅でのリラックスタイム、Web会議、ドライブや車中泊、アウトドアなど、さまざまなシーンで便利なコンパクトスピーカー。
1つ持っておくと、さまざまな所へ音楽を連れていけます。
お気に入りの音楽をどこでも聞けるAnker Soundcore miniシリーズを、生活の中に取り入れてみるのはいかがでしょうか。